こんにちは!
久留米・筑後のやさしい頭痛整体師の鹿毛です。
6月になりましたね。4月から新生活に入った方も3か月目になろうとしています。
少しづつカラダが慣れてくる場合と、反対に変化してさまざまな症状が表面化してくる場合があるみたいです。そんな6月ですが、今回は小学生に焦点を当ててお話していきたいと思います。
先日も、NHKで特集が組まれていましたし、この時期、患者さんとして来られるようにもなりました。
で、以下のような変化がでてきていないですか?
・小学生の子どもが最近腰痛、もしくは頭痛を訴え始めた。
・ときには泣くほどの痛みを訴えることがある。
・鼻の症状が出始めた。
・気乗りしないが子ども用の常備薬を用意している。
・ひとまず医療機関にいったが改善しない。または薬で一時的に落ち着かせているような状態。
そんな小学生のお子さんの最近出始めた、または以前から感じていた症状でお悩みの方へ、この記事ではその理由と改善方法についてお伝えしていきますね。
目次
腰痛・頭痛の原因はランドセル!?
メディアでも最近取り上げられるようになったこの問題。
つい先日はN〇Kで特集が組まれていました。そこでは、小学生のみならず中学生にもみられるとのこと。
当院でも4月に”ランドセル腰痛についての講座を開催しました。
症状として出やすい年代としては、特に小学校1年生や中学校1年生の子どもは劇的に新しい環境、生活習慣に変化するため顕著にあらわれやすいようです。
ここ最近は当院でもその年代の子を連れてこられる親御さんがいます。
今まで持ったこともない重さのものを週5日、ランドセルでからって両手にもぶら下げて行き帰りの往復をしていることになります。
まして、ご自宅と学校の距離によってはかなりの時間を費やすことにもなります。
新生活に入り60日あまり経ちますので症状として出てくるには十分な時間ではないでしょうか。
その重さは10kg以上の子も!?
ある調査では、小学校1年生の女の子でおよそ10kgの重さを背負って通学していた子もいたようです。
小学校1年生の女子の平均体重が20kgといわれていますので、半分の重さのものをからっているということになります。
成人男性で考えても、自身の体重の半分の荷物を一定の時間持つということはかなりの負担になることは容易に想像できますのでどれだけの状況なのかが理解できますね。
肩を押し付けるような状況がつづけば、、、
身のまわりにある両肩から、からえるものがありましたらちょっとからってみてください。
軽いものでも構いません。どこに重みを感じがるか、長時間からえば、どこに負担が波及していくか感じることが出来ると思います。
・肩甲骨
・鎖骨
・肋骨
・首の筋肉
・皮膚
・肩周辺の関節
など、ざっと挙げてもこれだけあります。まして時間が積み重なればそれだけ間接的に遠位部に広がっていきます。
いかにリスクの高い状態にさらされているか、お分かりいただけましたでしょうか。
小学生の腰痛、頭痛は身近になっている。
先日は小学1年生の男の子が首痛、頭痛で来院されました。
運動会が終わってひと段落したところの症状。
かなりの痛みだったらしく医療機関に行ったものの特段の異常はなくお薬の処方での様子見。当院に来られて検査をしたところ、首から頭部にかけての張り、背中の筋肉の張りが顕著で圧痛点と当初の痛みを感じていた所が合致したのでそこをメインに施術をおこないました。
また、ある中学1年生は肩の痛みで来られたものの、慢性的な鼻炎に悩まされていました。
先述の小学生と同様に関連筋は激しく緊張していました。
いずれも共通点として重いランドセル、荷物と距離的にリスクのある学生さんでした。
腰痛、頭痛、どのようにして対応する!?
もちろん施術を受けることも重要ですが、同じくらいにご自宅でのケアも重要で、それによって上記のような状況を防ぐことが出来ます。
その具体的方法を今回は2つご紹介しますね。
肋骨を緩ませる。
前回のブログに載せていました分です。
こちらを参考にしてください。⇓
肩甲骨を動かす。
セルフ体操で肩甲骨を動かす体操、運動がありますが完全ではありません。
肩甲骨が動いてない理由によってはセルフケアでは対応できない場合があるからです。改善どころか痛みを助長してしまうこともあります。
まずは、相手に肩甲骨そのものを動かしてもらうことが重要です。
この2つの対応を定期的に行うだけでも、充分な予防になります。
是非、取り入れてみてくださいね。
まとめ
さて、”小学生の腰痛・頭痛”について書いてみましたがどうでしたか?
私にも小学生の子どもがいます。
きっかけはその子どもの通学姿をみたことでした。
まして、ランドセルの重さに加えて、これに部活などの運動が加われば、よりお子さんのカラダを取り巻く環境は悩ましいものになります。
学校や行政などの対応を待つよりも、今すぐに対応していく方法を見つけて行動してあげるほうがお子さんのためにはいいのではないか。
そのために親御さんの協力は不可欠です。
今回お話ししました
・ランドセルと腰痛・頭痛その他の症状の関係
・予防の方法
はすぐにできることとしてお話しました。
この記事が早い段階で、お役にたてればうれしく思います。
それでは今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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