ボディスーツと頭痛・偏頭痛の関係とは!?

こんにちは。
久留米、筑後市のやさしい頭痛整体師の鹿毛です。

・カラダを引き締めるために強制下着を着用している。
・定期的に頭痛、片頭痛に悩んでいる。

そんな状況で悩んでいないですか?

〇安定させるために、、、、。
〇スリムに見せるために、、、、。
と着用していたボディスーツ。
(ここでいうのは矯正系、肋骨~骨盤周辺用のもの)


実はこれが原因で、頭痛をはじめとする症状を感じやすいカラダに
なってしまっている事があります。
とはいえ、急に着用をやめるのも難しい話ですよね。

ということで、
本日は、ボディスーツとの付き合い方についてお話していきたいと思います。

”固定・圧迫する”ということはどういうことか?

そもそもボディスーツを使用する目的とは何でしょうか?


体系維持、矯正(中には寒い時期の暖をとるため)が主な目的なのでしょうが、その性質から、
どうしても“固定・圧迫する”というものが反面存在しますよね。


例えば、あなたが骨折、重度の捻挫などになった場合、どうされますか?

まずはコルセットや、包帯、ギプスなどで周辺を固定と軽い圧迫状態にしますね。
その結果どうなりますか?
直後から動きに制限が入りませんか?
そして、一定の期間そのままだと固定具を外した後、どうなっていますか?
おそらく、筋肉の廃用(衰え)が局所的にみられると思います。


時間的なものや支える度合いにもよりますが、

”固定・圧迫する”ってそういうことにつながる可能性を存分に秘めています。
動かなければ筋肉、関節は早くておよそ3日くらいで負の変化が見られ始めます。

固定の場所が・・・・

そもそも悪すぎるのかもしれません。でも、そこに装着しないと意味がない。。。


では、なぜ場所が悪いのか?
そして、それが頭痛、片頭痛にどう関連するのか?
それは、呼吸に大事な筋肉群や関節をロックした状態になり、動きの制限が入るからです。


で、ここで唐突ですが、、
よろしければ、この記事をぜひ読んでみてください。
おそらく別記事でのリンクも含め、この記事は2回目の登場なんですが、
それだけ重要なんです。

 

では、どうしたらよいのか?

ボディスーツを日常的に活用されている方の肋骨周辺(特に下部)は独特の形態をされていることがほとんどです。
抽象的な言い方になりますが、


”おしぼりを絞りに絞って、そのうえで90度に折った感じ”


です。柔軟性が乏しいのがわかって頂ければ幸いなんですが、、、


それを解いていくには、やはり時間は必要となります。なので、まずは今までの装着時間を減らすことは絶対条件となります。必要条件ではありません。絶対条件です。


いきなりゼロにすることはありませんが、少しづつボディスーツとの距離感を広げていってください。
そのうえで、以下の動画のようなことを取り入れてみてください。

座った状態での横隔膜のストレッチ、柔軟性獲得になります。

【手順】
息を吸って、吐くと同時に前かがみになりながら一番下の肋骨の下をやさしく、ゆっくり押し込んでいきます。

押し込んだら戻さずに、再度息を吸って、吐きながら、より奥に押し込んでいくイメージで前かがみになりましょう。
(無理に強く押し込む必要はありません。)

ある程度、緩んできたのが実感できたら、軽く背伸びしながら深く呼吸を行って終了です。

※ポイントは、息を吐くときに口を ”ふ”の形にして「ふうー」としましょう。
より深く息を吐けます。

まとめ

どうでしたか?

動画のセルフケアは、いつでもどこでも行うことができます。
前かがみの状態が多い方などは、合間に行うと効果的です。

以前、まったく運動をされない方でボディスーツに頼りっきりの仕事バリバリの40代女性の方がいらっしゃいました。


侍が刀を必ず持ち歩くかのごとく、仕事ではボディスーツを装着するのが常となっていました。

私から、「少しはずす時間をもうけてみては?」と提案してみたところ、
最初は、「とんでもない!」という表情をされました。


でも、その方は、あとで一人になって考えたらしく、試しに仕事にボディスーツを着ないで行ってみました。
結果、自分が思っているよりも全く気にならなかったようで、それから少しづつボディスーツと距離を置くようになりました。
すると、気づけば頭痛の頻度が減っていたんですね。
その方、右の腰部の痛みも訴えていたのですが、それも以前より気になることもなくなったと。


現在は、日によって装着しているとのことですが、なにより
ボディスーツに頼らないようなカラダづくりが大事だということに気づかれたようで、定期的に当院にメンテナンスをしに来られ、ご自身でカラダを動かすようになられました。
この方のような例も数々あるんですよ。


今回伝えたかったのは、ボディスーツもあくまで外的、強制的なものであること、

頼りすぎるとボディスーツのメリット以上にデメリット部分(頭痛、片頭痛、腰痛 etc)
が表面化してしまうこと、です。


距離感に注意しましょう。
ということで、ほんのちょっとの付き合い方の変化で、あなたの感じている症状が改善することにつながればとてもうれしいです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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