こんにちは。
久留米市、筑後市の頭痛・偏頭痛対応のやさしい頭痛整体師の鹿毛です。
さて、今回は頭痛についての一般的な部分についてお話ししますね。
そのようなことについてお話しする理由としては、頭痛にも生命にかかわる頭痛とそうでない頭痛があるからなんですね
以前、医療機関に勤務していた際にも生命に関わる頭痛のケースに遭遇したことがありました。
当院では、頭痛の方への施術を行っていますが、これは医療機関に行くのが先かも、ということも何年かに1度あります。そこの見極めができないで素人判断で施術を続け、放置したために手遅れになるのは論外ですね。
不調は時と場所を選びません。
いつ、あなたのご家族や目の前の方に当てはまることがあるまもしれません。もちろんあなた自身にも。なので、今回のお話で、やばい頭痛とやばくない頭痛の見極めを是非、チェックしてみてくださいね。
目次
頭痛チェックについての前に
頭痛とひとくちに言っても、実は一次性と二次性に分けられるんです。
一次性頭痛は3つ
①片頭痛
・片側の頭に脈打ち頭痛(両側もあり)
・音、光、においに敏感に反応し頭痛
②緊張型頭痛
・肩こり、首凝りに準じて発生
・鈍重感、締め付け感
・後頭部や側頭部(両側)に多い
・薬に頼り過ぎる傾向にある。
③群発頭痛
・前頭部に多い
・目の奥の痛みを併発。
・強い痛みあり
これらは3つは特に緊急性がなく、生命に関わることはまずありません。
そして、問題なのが次の二次性頭痛です。
原因のはっきりしている二次性頭痛(生命に関わることあり)
これがやばい方の頭痛です。
代表格はクモ膜下出血です。その痛みは局所的というより全体的に痛むことが多く気分が悪くなり、嘔吐することもあり意識障害もでることがあります。
頭痛が消失することもありますが、早めの医療機関受診が必要です。
原因がはっきりしているので、それさえ除けば痛み自体は消去されます。
さて、見分ける方法はなにがあるの?
では、緊急を要する二次性頭痛(特にクモ膜下出血などの脳出血時)と心配のいらない一次性頭痛の見極めについてお話ししますね。
その見極めでの最大の特徴的なもの、それは”痛みの強さ”と言われています。
クモ膜下出血の場合、突然ハンマーで殴られたような激しい頭痛におそわれ、その強い痛みは局所的というよりも全体的に感じます。(一次性頭痛にはこのような劇的な強い痛みを感じることはありません。)
以前、経験された方のお話を聞いたことがありますが「なんとも表現しがたいくらいの痛み」と言われ”ゾッとしたのを覚えています。
また、痛みに加えて嘔吐、気分が悪い、言葉が聞き取りにくいなども特徴的な症状です。
これらが見られた場合は、至急、救急車の手配をすることが大事です。
後悔よりも取り越し苦労
とはいえ、いざ現場にいあわせたら、、、という方も多いのも事実です。
かくいう私も自信ありません。。
先日、大相撲でのAED救命の報道があっていましたが、専門の訓練を受けていない限り
なかなか判断は難しい部分もありますよね。
でも、ひとつだけ頭に入れていることがあります。
それは”後悔よりも取り越し苦労”です。
とにかく問題なのは素人判断で放置しないことが重要です。
クモ膜下出血でもいっときすれば落ち着くケースもあるようです。そのような時、本人の意向に従ってそのままの状態にしていたら、あとで手遅れということもあります。
これは、やばい!!と判断したら迷わず医療機関を勧めます。
用心で医療機関に行って、それで異常がなければそれはそれでOK。
本当は問題があったのに、そのまま様子見の方が非常に危険です。
頭部は脳が存在しますので、何かあった場合、生命の危険や後遺症につながりやすい部位です。なので、命の優先順位から判断すれば、後悔より取り越し苦労の方が断然いいのです。まずは、そのあたりを頭の片隅に残しておいてくださいね。
まとめ
ということで、今回伝えたかったことは、頭痛は大きく2つに分類されること、1つは命に関わる頭痛であること。見極めはその痛みの強烈な強さであること、そして、迷ったら”後悔より取り越し苦労”で医療機関に行くこと、の4つです。
この記事が、そもそもあなたの私生活に役立つ日が来ないことを願いながらも、それでも何かあった時に判断の参考になっていただけたら幸いです。
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