こんにちは。
久留米市、筑後市のやさしい頭痛整体の鹿毛です。
梅雨の休みでしょうか。
天気の良いが続きますね。
さて、不定期の偏頭痛でお困りの方も多いのではないでしょうか?
子どもから大人まで、様々な年代での偏頭痛でお悩みの方にとって
・マッサージに行ってもその場しのぎで、すぐに痛くなる。
・あまりにひどい頭痛の時があるので心配で病院に行くが、検査の結果、異状なし。
・肩、首まで痛くなる。
・背骨の首の根本付近が痛くなる。
・こめかみが痛くなる。
・3か月以上、悩んでいる。
上記のような状態の場合、今回お伝えすることが改善のための参考になるかもしれません。
最後まで、ぜひお付き合いくださいね。
目次
偏頭痛改善のポイントのひとつは”寝る環境”にあり
いまさら、、、、
という方もいらっしゃると思いますが、おおよそ寝る環境として頭に思い描くのは、
・寝具の硬さ、重さ、質
・枕の高さ、硬さ
・温度
・空気
等ではないでしょうか?
確かにそれらも大事ではありますが、そこにもうひとつ加えたいものがあります。
それは、
「寝床の周囲、スペース」
自由に動けるスペースはあるか?
ここではお布団の大きさはあえて考えません。
その中で、寝床が両手を広げたり、万歳したり、両脚を大の字にしたりできるスペースが確保できているか?
ということが大事になってきます。
もちろん、スペースに物理的な問題がでてくるわけですが、カラダのことだけを考えてみると、寝た状態の時に、上記のような動きがとれる方がカラダをよりリラックスすることができます。
睡眠時のカラダの状態は、、、
人間の筋肉は、睡眠時は力の入れようがありません。
ダラッとなっています。
そんな中、無意識に寝返り、背伸びなどを繰り返し、前日のカラダの疲れ、筋肉の縮みなどをリセットするようにしています。
起きているときのストレッチも効果的ではありますが、睡眠時は筋肉に、無意識に無駄な力が入っていない状態になりますので、その際の、寝返り、背伸びはいわばカラダが自然と求めたストレッチなので、より効果的です。
なので、その時に、スペースが確保できていないと、脳ではその自身の寝れるスペースは把握しているため、自然と寝返り、背伸びなどに制限を加えてしまいます。
また、人間の皮膚というのは、とても敏感なセンサーが備わっています。
周囲に何があるのか、敏感で感じ取ることもできます。
敏感すぎるがゆえに、ここでも脳が制限をかけることもあるわけです。
逆に、広いスペースの場合、開放感が皮膚を通して、脳に情報を与えていきます。
それに準じて、カラダの動きも大きくなります。
1日およそ8時間は睡眠の時間
人間は1日に数時間は必ず睡眠をします。
ほぼ毎日。
その時に、上記のような制限の中で寝ることの積み重ねは、やはり、筋肉、皮膚の動きに悪影響を与えていきます。
積み重なった疲れはひいては、偏頭痛を起こしやすいカラダへと移行していきます。
寝る環境を改善したら偏頭痛が落ち着いた例
当院に定期的に来られていた患者さんの息子さんの例です。
症状として、頻繁な頭痛が時を選ばずに出現するようになり、日増しにひどくなり、時には学校も休むほどになっていきました。
ご本人として学校に行きたい気持ちがあるのにも関わらず、そのような状態。
なかなか不安な日々だったようです。
当院に来られ、最初に見させていた時に、お母さまとお話をして、一度、医療機関での精密検査をするようにおすすめしました。
後日、検査結果に特段異常がなかったことを報告。
改めて、当院での施術開始。
そして2回目、3回目と施術をしていくにつれて、気になったのが、筋肉の張り感の戻り方がとても早い。。。。
これは日常生活のどこかに原因があるのでは、と思い、再度、日常についてお話を伺うことにしました。
すると、わかったのが寝る環境が、なかなか十分に寝返りや背伸びをするスペースがなく、ご兄弟と隣り合わせで寝たりする状況だったこと。
ここが原因ではないか、と考え、お話をさせていただきました。
色々な問題はあると思いますが、ご協力いただき、比較的、ゆっくり寝れる環境で寝れるようにしていただくことになりました。
すると、時が経つにつれて、頭痛の出方も減少傾向。
結局、あれだけ頻繁に苦しめていた頭痛はほぼ出なくなりました。
運動をしていたらなおさら
例えば、運動する習慣がある方の場合、特に部活をしている学生などは
”スペース”という意味での寝る環境はとても大事になってきます。
理由は成長期だからです。
カラダの変化が著しい時期に十分な寝返り、背伸びができる環境で
睡眠することは適切な成長を促すには不可欠です。
完璧は求めず、可能な限りで
とはいえ、様々なご事情で、十分なスペースを確保することが難しいこともあると思います。
でも、今回お話ししたことを知っているのと知らないとでは全く違います。
あとは、そのうえで可能な限り、完璧ではなくても対応すること。
知っているからこその対応。
例えば、タイミングをみて、時間があるとき、または時間を作り、公園の芝生や、ご自宅の広い場所で、仮眠がてら睡眠をとったりすることもできます。
これでも、まったく違います。
ぜひやってみてください。
まとめ
さて、今回は、偏頭痛について、睡眠環境の視点でお話してみました。
寝ながらの、寝返り、背伸びはとても気持ちがいいということを実感されている方はほとんどだと思います。
寝返りしながら自由に背伸びするのも最高ですね。
その時に、なにも考えず、ひたすらカラダのおもむくままに、そんなことが出来るとカラダが喜ぶのも感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
きっちりストレッチをやるのもよし。
自由に気ままに伸ばすのもよし。
どうか、どちらの時間もどんどん増えていくことを期待します。
ということで、今回はこれで終わりとなります。
いかがでしたでしょうか?
お役に立てたら、とても嬉しいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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