こんにちは。
筑後市のかげ○接骨院(整骨院)です。
さて、2024年も1週間が過ぎようとしています。
当院は年始は4日からやっていますが、今回は、年末年始に起こりやすいトラブルについて、その理由、対策までお話していきますね。
さて昨年末からおいしい料理に、おいしいお酒に舌鼓を打つ機会が多かったのではないでしょうか。
そんななか、正月明けごろから体の不調で来院されるケースが毎年あります。
ゆっくりしすぎ、だらだらしすぎたかな?
ということを思われる方もいますが、実はアルコールの多飲、常飲は身体に、「ある状態」を作りあげます。
どんな状態になっちゃうのか?
それは、、、、
「ビタミンC不足状態」
ビタミンCは非常に身近なものとして耳にしますが、役割は非常に重要です。
役割にはいくつか挙げられますが、代表的なものといえばコラーゲン、ノルアドレナリン、コルチゾールなどの合成の際に必要不可欠なものとしての役割。
ノルアドレナリン、コルチゾールとは?
この、ノルアドレナリン、コルチゾールは”戦う、ストレスに耐える”というときに副腎といわれる臓器から血中に分泌されます。
しかし、長期にわたるストレスなどで過剰分泌されるとノルアドレナリン、コルチゾールの合成に必要なビタミンCが大量消費され副腎が疲労を起こします。
つかれたとき酸っぱいものが欲しくなりませんか?副腎が疲労を起こしビタミンCを欲しがっているのかもしれません。
ビタミンCは副腎から分泌されるホルモンの合成に必要なものであり、尚且つ、それらが過剰分泌されるのを抑制する働きも持ち合わせていると言われています。
それらの仕事を行うだけの量が必要なだけに副腎はビタミンCが大好物なんです。
また今回の記事テーマであるアルコール摂取は過剰なストレスと同様に血中のビタミンC濃度を低下させる作用があり、常飲する場合は、慢性的なビタミンC不足状態に陥りやすくなります。
極度に疲れやすいと感じる「副腎疲労」の原因?
昨今、副腎疲労などという言葉をよく耳にしますが、ひとつにビタミンC不足による副腎機能低下が関与していると考えられます。
アルコールの摂取とストレス
⇓
血中ビタミンC濃度の低下
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副腎へのビタミンCの供給不足
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ノルアドレナリン・コルチゾールの強制的大量分泌
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ビタミンCの大量消費
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副腎の慢性疲労
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戦う準備ができない
ストレスに耐え切れない
⇓
無気力・ネガティブ
疲れやすい・キレやすい
⇓
ストレスと無気力の負のサイクル
こんな感じでしょうか。
まとめ
年末年始、ストレスはどちらかというと解消させる期間ではありますが、アルコール摂取という部分ではビタミンC不足に陥りやすい期間になります。
なので、飲むならばしっかりビタミンCの摂取をしていきましょう。
また、加えて過剰な飲食による肝腎への負担は、お腹の中にある筋肉を緊張させます。この筋の緊張はぎっくり腰などの腰痛の原因になります。
プチ断食などで内臓をねぎらうタイミングも作り、セルフで間に合わない部分は専門の方にしっかりケアしてもらいましょう。
ぜひ、気を付けてくださいね。
それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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