喉にまとわりつく痰にお困りだった高齢者の症例

こんにちは。
筑後市西牟田のかげ接骨院(整骨院)です。


1月ですが昼間は暖かい週間です。

朝晩の気温差に気を付けたいですね。

 

最近は、コロナの後遺症なのかはわかりませんが、喉の違和感を訴える方が増えています。


今回は、長期的に喉周辺の違和感でお困りだった高齢の女性の方(Aさん)の症例報告となります。


現在、

・喉がずっとイガイガしている。
・ずっと喉周辺に痰が張り付いている感じがしている。
・どうしても痰が切れない
・呼吸がしにくい
・横になると喉周辺に痰が溜まる感じがして眠れない。

や、またそれに近い症状でお困りではありませんか。


そうであれば、もしかしたら今回のAさんについての症例報告の記事がお役に立つかもしれません。
ぜひ、最後までお付き合いくださいね。


さて、上記の項目ですが、実はAさんの長期にわたって感じた症状になります。

Aさんの症状の経過は?

経過としては、

昨年2月頃より喉の違和感を感じ始める。
          ⇊
その後、痰が喉に絡み始め、切っても切っても常時、喉にまとわりつくようになる。
          ⇊
夜、床に入り横になると、喉への痰のまとわりがひどくなり息苦しさを感じるようになる。
          ⇊
眠りにつくことができなくなる。
          ⇊
起きているときにも息苦しさを感じるようになる。
          ⇊
      食欲が減少する。

といった経過を踏まれたようです。また、4月に白内障の手術を両目にされています。


眼科を含め、呼吸内科、耳鼻咽喉科を数件、総合病院などで詳しい検査を行うも特筆するような異常は見当たらず、
肺もきれいにしているとの診断を受けられたようです。

眼科から出た目薬が原因?


Aさんは眼科処方の目薬が下に落ちて喉付近に影響を及ぼしているのではと思い、眼科連携の薬局の薬剤師さんに聞いたりもされたようですが、そのようなことは考えにくいとの返答をもらったとのことでした。


それでも一度確かめるために、一定期間目薬をするのを中止されたようですが、それでもやはり喉周辺の不調は消えなかったそうです。

様々なお薬を飲用するも、、、、

痰切り、便秘、逆流性食道炎に対するお薬を処方され一定期間飲用するもあまり効果的な結果はみられない日々が続いた後に当院に来院されました。

Aさんの状態が改善していった経緯とは?

知り合いのつてで当院に来院されたAさん。
初診時からの経過は以下のようになります。

初診時

問診で上述したような内容の経緯をお聞きしました。


検査では、サーチュレーションによる動脈血酸素飽和度は97%で脈拍数は80~90と少し呼吸にしにくさが出ている症状と整合する数値。


加えて、胸郭の動きの悪さ、噴門部の狭窄が見られましたので、その部分への施術を行いました。

2回目(3日後)

前回施術後、あまり変化はなかったとのこと


1度目の来院されてから後、症状などを再度振り返った際に、上咽頭付近に問題があるのではとめぼしをつけました。
そして、2回目来院時に、まず、嗅覚の確認を実施。


結果は、まったく匂いを感じることができないことがわかりました。

ご本人さんも全く気付いていなかったようで驚かれていました。


その後、初診時とは違う検査を行い、出た結果は左小脳、右大脳の機能低下ではないか、との仮説。
それらへの刺激を送る施術を行い、その後胸郭、噴門部への施術を行いました。


ご自宅でできるセルフケアもお伝えして必ず午前午後に1度ずつやって頂くように説明しました。

3回目(5日後)

まだ、喉へのまとわりは多少あるものの、睡眠がとれるくらいの状態になったとのこと。
これが最も重要なことで、少しでも熟睡できるようになると改善具合も早くなる傾向があります。

また、前回までは頻繁に痰を切るような行為(かぁー)をされていましたが、かなりその頻度が減少。


ご本人さんは気づいていないようでしたが、同席された息子さんはご自宅でも減少傾向にあることを実感されていました。

継続して、セルフケアを行うようにお話をしました。

4回目(5日後)

サーチュレーションでの計測を行うと、98~99%で脈拍数は75~80程度と呼吸としてはしやすいのでは、とする数値。
肋骨の開き具合もゆっくりできつそうな感じはないようでした。


痰切り(かぁーっ)のしぐさも1日のうちで数回になり減少傾向にあるものの、ご本人さんはここでもあまり実感はわいていない様子。

息子さんは明らかに違いがあるのを実感されていました。


なので以前まで頭の位置を極端に高くしていた睡眠環境でしたが、それよりも低く設定した状態でしっかり睡眠がとれるようになったようで、食欲も少し出てきた様子とのこと


かわらずセルフケアを行い、次回は半月後に来ていただくようにしました。

5回目(2週間後)

4回目とほぼ同じような状況で食欲は普通にあるとのこと。


1か月後に来ていただくようにしました。

神経の賦活化を目指す

今回のAさんの場合、嗅覚の機能低下がわかったことで糸口がみつかりました。
その部分につながる、または関係する神経を活性することで賦活化ができ症状の減少を見ることができました。


現在は6回目の来院を待つ状態です。

このまま良い方向に行っていただくのを願うばかりです。

コロナ後遺症の改善にも貢献できるか?

これはあくまで私の推測ですが、コロナに罹った方の後遺症として呼吸器系に問題を残す場合、それに関連する脳、神経の機能低下が一定数みられるのではないかとみています。

呼吸は人間が生きていくうえで切っても切り離せないもの。


例えば、先述しました動脈血酸素飽和度でいうと通常は98または99%ですが、そこからたった1%の97%が常時になると、それだけでも、感覚としてはきつさが出てきます。
すると思考も鈍り、やる気も出てきません。いわゆる慢性疲労状態です。


なので、それに対応するために機能低下の部位を特定し、そこに感覚刺激を行うことで活性化・賦活化することで症状の改善に貢献できるのでは、と可能性を探っている状況です。

まとめ

今回は、喉周辺の不具合、特に張り付いた痰の悪影響による、いくつかの症状でお困りだった方の症例についてお話させていただきました。


通常の施術行為とは異なり、今回はかなり単純なことを、特に患者様自身でしていただくことが主であったケースでした。


それらをしっかりご自宅にて行っていただいた結果が、最初の状況からすると比較的良好な経過をたどれた最大の理由だと思います。


脳は最も繰り返したことをもっとも上手になるという性質があります。

そして、これは良くも悪くもという前置きが入ります。


悪いものが「常」になる前に遮断するきっかけが必要となります。

お困りでしたらぜひ、ご相談くださいね。それでは今回はこれで終わりにしたいと思います。なにかのきっかけにこの記事がなれたら幸いです。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それではまた!

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