
かげ〇接骨院の鹿毛です。
腰痛がなかなか良くならず、
「運動したほうがいいですよ」
「筋力をつけましょう」
と言われた経験はありませんか?
運動が身体にとって大切なのは間違いありません。
ただ、
「運動したほうがいいのは分かっている。でも、痛くてできない」
という方も少なくないです。
・動かしたときに痛みが出る。
・また痛くなるのではないかと思うと怖い。
・運動して悪化させた経験がある。
そんな状態で「運動しましょう」と言われても、なかなか一歩を踏み出せないものです。
今回は、座っているときの強い腰痛と頭痛に悩まれていた50代女性の経過をご紹介します。
目次
座っているだけでも腰が痛い
来院時、特につらかったのが座っているときの腰痛でした。
ほかにも、
- 靴を履くと腰が痛い
- 靴下を履くのがつらい
- 洗面台で前かがみになると痛い
- 車を運転していると痛くなる
- 頭痛もある
といった症状がありました。
当院に来られる前までは別の施術所にも通われていたようです。
そこでは少し強めの施術を受けると、その日は楽になる。
しかし、時間が経つとまた元に戻ってしまう。
そこで「運動をしてください」と言われたものの、なかなか症状が改善せず、当院へ来院されました。
腰痛そのもの以上につらかったこと
お話を聞いていて印象的だったのが、
「仕事中も痛みが気になって、自分の身体にばかり意識がいってしまう」
という言葉でした。
仕事をしていても腰が気になる。座っていると、
「また痛くなってきた」
と身体に意識が戻る。
本当は仕事に集中したいのに、それができない。
そして、集中できていない自分自身にもストレスを感じる。
長く続く痛みのつらさは、「腰が痛い」ということだけではありません。
痛みが生活の中に入り込み、仕事や家事、外出など、本来やりたいことに集中できなくなってしまうことがあります。
1回目の施術
初回の施術で、痛みが一気になくなったわけではありません。
施術後も、痛みは10段階で7〜8程度残っていました。
当院では、その場で痛みがどれだけ減ったかだけではなく、施術後の日常生活の中で身体がどう変化していくかも大切にしています。
2回目の施術・1週間後
1週間後。
ご本人から、
「痛みが出るタイミングが減ってきた」
「痛みの強さも少し減っている」
という変化を聞くことができました。
車を運転すると腰痛はまだ出る。
一方で、以前はつらかった靴下を履く動作では、あまり痛みを感じなくなっていました
3回目の施術・さらに1週間後
痛みが出ている時間がさらに短くなり、強さも減少。
運転時の腰痛はまだ残っていますが、来院当初のような強い痛みではなくなっていました。
少しずつですが、
「痛みがある時間」から「痛みを気にしない時間」へ日常生活の割合が変わってきました。
4回目の施術・さらに1週間後
脚の付け根に多少の違和感はあるものの、腰痛はかなり減っていました。
さらにお話をしていると、
「そういえば、頭痛もいつの間にか感じなくなっています」
とのこと。
そして、ご本人がもう一つ実感されていた変化がありました。
それは身体を意識する時間が減り、いつの間にか仕事に集中できるようになっていたことです。
これは非常に大切な変化だと考えています。
腰痛が何点になったか。
どの動作ができるようになったか。
もちろん、それも大切です。
しかし、
「今日は腰のことをあまり考えなかった」
そんな時間が増えてくることも、長引く痛みから抜け出していく一つの変化です。
痛みの強さ、頻度ともに減少傾向にあったため、次回は1週間後ではなく、2週間空けて状態を確認することになりました。
運動する前に身体全体が協調して動けているか?
腰痛に運動が大切なことは、言うまでもありません。
しかし当院では、運動を始める前に確認しておきたいことがあると考えています。
それが、
「身体全体が協調して動けているか」
ということです。
たとえば、「靴を履く」という何気ない動作。
腰だけが曲がっているわけではありません。
股関節、骨盤、背骨、胸郭など、身体のさまざまな部分が協調することで一つの動作がつくられています。
ところが、その協調がうまくいかなくなると、特定の場所ばかりに負担をかけながら動くようになることがあります。
その状態で運動量だけを増やしても、身体が同じ動き方を繰り返してしまえば、なかなか思うようにいかないこともあります。
だからこそ
「運動をすること」だけではなく、「運動できる身体の状態をつくること」
も大切にしています。
そして最終的には、施術を受けたときだけ動きやすい身体ではなく、日常生活の中でご自身の身体が自然に協調して動ける状態を目指していきます。
「運動しなければ」と焦らなくてもいい
「運動不足だから腰が痛いのかな」
「筋力をつけないといけない」
そう考えて、痛みを我慢しながら運動を続けている方もいらっしゃいます。
しかし、
運動したいけれど痛くてできない。
動かすこと自体が怖い。
運動すると痛みが強くなる。
そんな場合は、無理に運動量を増やす前に、今の身体がどのように動いているのかを一度確認してみることも選択肢の一つです。
痛みが減る。
靴を普通に履ける。
車を運転できる。
仕事に集中できる。
そして、
「腰のことを考えずに一日を過ごしていた」
そんな時間が少しずつ戻ってくる。
そこも大切な身体の変化だと考えています。
長く痛みが続いていると、
「運動しなければ」
「もっと身体を動かさなければ」
「自分の努力が足りないのかな」
と考えてしまう方もいらっしゃいます。
でも、運動したくても痛くてできないのであれば、必要なのは「もっと頑張ること」ではなく、まず身体が無理なく動ける状態をつくっていくことかもしれません。
そして、少しずつ動けるようになってきたところで、その身体に合った運動を取り入れていけばいい。
運動はゴールではなく、あくまで元の生活を取り戻していくための一つの手段です。
単に「腰が痛い場所」だけを見るのではなく、立つ、座る、かがむ、歩くといった動作の中で、身体全体がどのように使われているのかを確認しながら施術を進めていきます。
・「いろいろやってきたけれど、なかなか良くならない」
・「運動したほうがいいのは分かっている。でも、痛くてできない」
・「このままずっと身体のことを気にしながら生活するのかな」
そんな状態でお悩みでしたら、一度ご相談ください。
痛みを我慢しながら無理に頑張るのではなく、
まずは、安心して身体を動かせるところから。
そして最終的には、身体のことばかり考えなくても、仕事や家事、やりたいことに自然と意識を向けられる毎日へ。
そのためのお手伝いができればと思っています。
※施術による変化や経過には個人差があります。強い腰痛や頭痛、しびれ、筋力低下、発熱などがある場合は、医療機関での診察・検査が必要となることがあります。























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